猫と暮らす家ではどのフロアコーティングがおすすめ?選ぶポイントを解説!

猫と暮らす家ではどのフロアコーティングがおすすめ?選ぶポイントを解説!

・猫を室内飼いしたいけど、フローリングにフロアコーティングはしたほうがいいの?

・フロアコーティングしたいけど、猫と暮らす家ではどれを選んだら良いの?

猫を飼っていて家を新築やリフォームをする方、これから猫を迎え入れる方は、こんな悩みをお持ちではないでしょうか?

結論として、猫と暮らす家のフローリングには、フロアコーティングするのをおすすめします。

猫と飼い主、双方にとってストレスの軽減になるからです。

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

・猫と暮らす家でフロアコーティングをしたほうがよい4つの理由

・フロアコーティングは、ワックスよりも飼い主の負担軽減になる

・猫と暮らす家のフロアコーティグを選ぶときは、キズを防ぐ効果、シミを防ぐ効果、滑るのを防ぐ効果、猫が舐めても安心かを確認する

・猫と暮らす家には、UVコーティングとシリコンコーティングがおすすめ

最後まで読むことで、猫と暮らす家における床選びの迷いが軽減されるでしょう。

猫と暮らす家にフロアコーティングをおすすめする4つの理由

なぜ猫と暮らす家ではフロアコーティングしたほうが良いか、大きく4つの理由があります。

理由1:床にキズがつくのを防ぐ

フロアコーティングには、キズがつくのを抑える効果があります。

猫が作るキズの原因で最も多いのは、爪によるものです。

猫は肉球をクッションにするため、普通に歩くだけであればあまりキズはつきません。

しかし、走ったり高いところから降りたりすると爪が立つため、キズがついてしまうことがあります。

さらに、猫は爪が伸びるのが早いため、気づいたら爪が伸びていて、キズができてしまった、なんてことも。

フロアコーティングしていても完璧にキズから守ることは難しいのですが、何もしていない床よりはキズがつくのを防げます。

コーティング剤によっては、キズが目立ったら部分補修できるものもあり、フローリング自体にキズが及んでいなければ、再びきれいな状態になります。

本来のフローリングをキズから守るためにも、フロアコーティングをしておいたほうが良いでしょう。

理由2:粗相や嘔吐によるシミがつくのを防ぐ

撥水性、耐薬品性に優れているフロアコーティングは、嘔吐物やおしっこがフローリングに染み込むのを防ぐ効果があります。

猫は、胃に溜まった毛玉の不快感や、誤食による吐きもどしなど、健康状態に関わらず頻繁に嘔吐します。

さらに、トイレのしつけが終わっていない子猫や、年をとって痴呆が進んだ猫は、床で粗相してしまうことも。

何も塗っていないフローリングにおしっこ、嘔吐をすると、シミが残る場合があります。

特に、フローリングの溝に汚れが溜まることはできる限り避けたいところです。

念入りに掃除をしてもなかなか取り切ることが難しいため、時間が経つと黒ずんだり、ニオイの原因になることがあります。

フロアコーティングの施工によって、床表面だけでなく、フローリングの溝にも塗膜ができるため、嘔吐物やおしっこの染み込みを抑えます。

理由3:猫にとって歩きやすい

フロアコーティングをすると床表面にグリップ性が出て、猫が歩いたときに滑るのを防ぎます。

多くのフローリングは、表面がツルツルした素材のため、猫にとって踏ん張りが効かず、滑ってしまいます。

そのため、高いところから飛び降りたり、走ったりすると、転倒やケガの危険性が高まります。

さらに、長い間滑りやすい床で生活していると、椎間板ヘルニア、膝蓋骨内方脱臼といった病気になってしまうことも。

滑りやすい床は猫にとってストレスになります。猫の足腰を守るためにも、グリップ性がある床にしておく必要があります。

理由4:掃除がラクになり、飼い主のストレスが軽減

掃除がラクになるのも、フロアコーティングをするメリットです。

きれいなフローリングに、シミやキズができると、とてもストレスになりますよね。

フロアコーティングには撥水性、防汚性があるため、前述したように嘔吐やおしっこをした場合や、食べこぼし、飲みこぼしも、サッと拭くときれいになります。

さらに、猫は毛がよく落ちますが、掃除機や住居用ワイパーで簡単に取れるのも嬉しいポイントです。

カーペットやジョイントマットを敷くよりも、衛生的に過ごせるでしょう。

フロアコーティングはワックスよりも飼い主にとって負担軽減に

フロアコーティングは費用を要するため、ワックスにしようか悩んでる方もいるのではないでしょうか?

フロアコーティングは、耐用年数が10年〜30年のため、1度塗布すると長期間塗り直す手間はありません。

一方ワックスは、数ヶ月に1度塗り直しをする必要があります。

塗布をするだけであれば簡単と思うかもしれません。

しかし、以下のように工程が多いため、多大な労力と時間を要します。

1. 家具を動かす

2. ワックスが剥離してから塗布する

3. 時間をおいて乾かす

これを数ヶ月に1回する必要があると思うと、なかなか大変ですよね。

さらに、フロアコーティングはワックスよりも耐薬品性に優れているため、嘔吐物やおしっこなどの汚れに強いです。

一般的に販売されているワックスの成分は、アクリルやウレタンなどで構成されています。

これらは嘔吐物やおしっこに弱いため、剥がれたり、黒ずみなどの変色を起こすことも。

床をきれいな状態に保ちたいのに、ワックスが原因で汚くなったら本末転倒ですよね。

さらに、剥がれたワックスを猫が舐めてしまうことを考えても、衛生的ではありません。

少々値段は張りますが、飼い主にとってのストレスを軽減するためにも、ワックスよりもフロアコーティングのほうがおすすめといえるでしょう。

猫と暮らす家でフロアコーティングを選ぶポイント

一言にフロアコーティングといっても、世の中には様々な製品があり、どれを選んだら良いのか悩んでしまいますよね。

そこで、猫と暮らす家のフロアコーティングを選ぶポイントについてまとめました。

各メーカーから、数センチ角のサンプルを取り寄せられるため、検討材料として用意するのをおすすめします。

キズを防ぐ効果の高さで選ぶ

まず、キズのつきにくさの指標として、硬度を比較・確認しましょう。

硬度はHで表され、数字が大きいほど硬く、キズに強いといえます。

メーカーのホームページやカタログ等に記載がないか探してみましょう。

さらに、実際のサンプルにキズをつけてみると、体感できます。

キズが目立ちやすいのは、日光が当たっている時間のため、光に当てて様々な角度からチェックすると良いでしょう。

ただし、フロアコーティングをしても、ある程度のキズはつきます。完璧は求めないようにしましょう。

おしっこや嘔吐物のシミを防ぐ効果の高さで選ぶ

シミを防ぐ効果の高さを測るために、撥水性、防汚性、耐薬品性を確認しましょう。

おしっこや嘔吐物は酸性であり、水よりも薬品寄りの特性のため、どちらかというと耐薬品性に該当します。

併せて、掃除にはどんな洗剤が使えるかチェックしておくと良いでしょう。

滑るのを防ぐ効果で選ぶ

床表面にグリップ性があるか確認しましょう。

滑りやすさには特に指標があるわけではないため、サンプルに触れるのが最も早くわかります。

コーティングの有無で、滑りに変化があるか、それぞれ触って確認しましょう。

猫が舐めても安心かで選ぶ

安全性の指標として、ホルムアルデヒド放散等級を確認しましょう。

シックハウスの原因となる有害物質が口に入ると、健康に被害が及ぶ可能性があります。

等級がF☆☆☆☆(エフフォースター)であれば、ホルムアルデヒドの発散が全くないかごく微量のため、安全性が高いといえます。

カタログ等に記載があるか確認しましょう。

さらに、抗菌・防カビ・抗ウイルスの指標であるSIAAマークが表示されている商品であればなお良いです。

抗菌効果と安全性があると国際規格で認定されているため、猫が舐めても安心です。

フロアコーティング主要4種類を比較してみた

                       
キズを防ぐ効果シミを防ぐ効果滑るのを防ぐ効果
UVコーティング454
シリコンコーティング335
ガラスコーティング542
水性ウレタンコーティング21 3

前述の選ぶポイントを踏まえて、主要なフロアコーティング4種類について、比較してみました。

UVコーティングは機能性が高く長期間効果が持続

UVコーティングは、耐薬品性がとても優れています。

そのため、嘔吐物やおしっこに強いのはもちろん、様々な洗剤が使用できます。

例えば、ノロウイルス等の感染症の疑いがあるときには、塩素系漂白剤で除菌が可能です。

普段は水拭きや中性洗剤での掃除で十分ですが、粗相や嘔吐に対して強力な洗剤が使えるのは安心できますよね。

その他のメリットとして、下記の点が挙げられます。

・硬度は5H程度だが、塗膜が厚いためキズがあまり目立たない

・滑りにくさはシリコンより多少劣るが、グリップ性にも優れている

・コーティングの耐用年数が30年以上と、長期間塗り替えの手間を考えずに過ごせる

・乾かす時間が不要で、既に住んでいる家でも手軽に施工できる

UVコーティングは、猫との生活において、機能性が高く、万能なフロアコーティングといえるでしょう。

一方で、デメリットを挙げるのであれば、やはり施工費が高いことです。

1㎡あたり5,000円程度で、仮に30坪の家の全室をコーティングすると、約30万円の施工費を要します。

他のコーティングと比べると、1㎡あたり2,000円〜3,000円の開きがあるため、施工を躊躇してしまいますよね。

とはいえ、導入のメリットは大きいため、猫と暮らす家を最善の状態にしたい人、塗り替えの手間をかけたくない人には、とてもおすすめです。

シリコンコーティングは滑り止め効果が最も高い

昔から根強い人気のシリコンコーティングは、猫と暮らす家にもおすすめです。

シリコンコーティングは他のコーティング剤に比べて、最も滑り止め効果が高いです。

そのため、猫の足腰へのストレスを最も防げる素材と言えるでしょう。

さらに、施工費が1㎡あたり3,000円〜4,000円と比較的安く、費用を抑えたい人にもおすすめです。

その他のメリットとして、次の点が挙げられます。

・撥水性、耐薬品性があり、嘔吐物やおしっこはサッと拭けばきれいになる。

・硬度は4〜6Hと、メーカーによってバラつきがあるものの、キズへの耐性がある。

UV、ガラスに比べるとそれぞれ劣る部分はあるものの、総合的に申し分ない性能です。

一方で、耐用年数は10年から20年で、UV・ガラスと比べるとやや短めです。

塗りたては高光沢ですが、生活していく上で徐々に摩耗してツヤがなくなっていきます。

とはいえ、機能性が高くコスパが良いため、猫の足腰へのストレス軽減を重視したい方や導入のコストを抑えたい方は、シリコンコーティングを選ぶと良いでしょう。

ガラスコーティングは比較的滑りやすい

コストパフォーマンスが高くて人気のガラスコーティング。

しかし、猫と暮らす家にはやや不向きと言えます。

ガラスコーティングは、他のコーティング剤に比べると滑りやすい素材です。

他のコーティング剤は、塗膜を厚くすることでグリップ性を出しています。

ところが、ガラスコーティングは塗膜が薄いため、グリップ性の向上はさほど期待できません。

そのため、猫が歩きづらく感じる可能性があります。

ただ、猫がいてもガラスコーティングに魅力を感じる人は多くいます。

ガラスコーティングの最大のメリットは、キズに強く、そして目立たないところです。

硬度は9Hのため、他のコーティング剤よりキズから床を守る効果が圧倒的に高いです。

さらに、光沢がないのが特徴のガラスコーティング。

マットな質感が好みの方や、フローリング本来の質感を大事にしたい方にとって、譲れないポイントではないでしょうか?

猫の過ごしやすさの観点から、おすすめとは言いづらいガラスコーティング。

しかし、何も塗らない床や、市販のワックスよりも滑りづらい製品もあります。

猫がいても導入したいと考えるのであれば、サンプルを取り寄せて、滑りやすさを確認してみましょう。

水性ウレタンコーティングはシミへの耐性が弱い

安全性が高く、価格がリーズナブルなのが魅力の水性ウレタンコーティング。

こちらも残念ながら、猫と暮らす家にはあまりおすすめではありません。

水性ウレタンコーティングは、耐薬品性が強くありません。

すなわち、嘔吐物やおしっこ、洗剤に弱いため、シミやコーティング剥がれなどの原因になります。

さらに、硬度1〜3H程度とキズにも弱く、耐用年数も3年〜5年と、他のコーティング剤に比べると、特出したメリットがありません。

ただ、水性ウレタンコーティングは、数年に一度は塗り直しをするのが前提のコーティング剤です。

コーティングにシミができたり、剥がれても、塗り直しによってきれいになります。

猫がいるとどうしても汚れやキズは発生するため、こまめにメンテナンスすることで長期的にキレイさを保ちたい人にはおすすめです。

ただし、おしっこや嘔吐物の放置はしないように気をつけましょう。

まとめ

この記事では猫と暮らす家でフロアコーティングをしたほうが良い理由と、選ぶポイントについて解説してきました。

キズ・シミ・滑りに強く、掃除がラクになるのは、猫と暮らす上でとても魅力的ですよね。

フロアコーティングは値段が張りますが、大切な家族の一員である猫、そして飼い主の双方が快適に過ごせる床になるでしょう。

まずは、気になる商品のサンプルを取り寄せて、比較検討してみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました