フロアコーティングした人のその後は?口コミから学ぶ後悔しないためのポイント

フロアコーティング その後 フロアコーティングの基礎知識

近年、大切な家を守るためにフロアコーティングを施工する人が増加しています。

フロアコーティングは床をキズや汚れから守る役割があり、その効果が10年から30年持続するため、とても魅力を感じますよね。

しかし検討を重ねるうちに、”フロアコーティングは必要ない””施工して後悔した”などの意見が見られ、導入に悩む人は多いのではないでしょうか。

フロアコーティングの施工費用は決して安くないため、ネガティブな意見が見られると施工を躊躇してしまいがちです。

そこでこの記事では、フロアコーティングを施工して満足した人と、後悔した人の口コミをまとめました。

この記事で分かること
  • フロアコーティングに満足している人は、日々のストレス軽減を実感している
  • フロアコーティングを後悔する要因は、施工後でもキズがつくことがあるなどのデメリットを理解していなかったこと
  • フロアコーティングの満足度は業者によって大きく左右される
  • フロアコーティングで後悔しないためには目的に合ったものを選ぶ

満足している人と後悔している人を比較すると、フロアコーティングで失敗しないコツが見えてきます。

フロアコーティング経験者のポジティブ・ネガティブな意見を知って、失敗しない方法を学びましょう。

フロアコーティングをして満足している人の口コミ

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では、フロアコーティングをした人はどんなところに満足しているのでしょうか。

特に満足度が高いものを、カテゴリー別に4点紹介します。

掃除がしやすい

• 力を入れて擦らなくても食べこぼしの汚れがきれいになる
• ペットが粗相しても、少々であれば時間が経ってから掃除しても染み込まずに済む

施工してよかったと考える人の多くが、日々の掃除の負担が減ったことに満足しています。

フロアコーティングは撥水性と防汚性に優れており、汚れの染み込みを防ぐ機能があります。

日常生活を送る上で、掃除がラクになるのは嬉しいですよね。

特に、子供やペットと暮らす家など、頻繁に食べこぼしや粗相が起こる家での満足度が高い傾向にあります。

日々のストレスが軽減した

• 子供が物を落としたり引きずったりしても心に余裕が持てる
• ワックスしなくて良いから手間が省ける

掃除の他にも、日常生活を送る上でのストレスが軽減されています。

フロアコーティングは長期間効果が持続するため、ワックスがけが不要というメリットがあります。

ワックスは半年~1年に1回の頻度で塗り直す必要があるため、忙しい日々を送る中で施工するのは大変です。

さらに、フロアコーティングにはキズを防ぐ効果があるため、子供がおもちゃ等で床にダメージを与えていないか極度に心配しなくても済みます。

フロアコーティングに満足している人は、日々の生活から心配事が減ったことを実感しているようです。

業者の対応が良かった

• 施工前に床のキズや汚れの状態を念入りにチェックしてくれた
• 施工してくれた人がとても丁寧で気持ちが良かった

フロアコーティングの満足度は、業者の対応で大きく左右されます。

不思議なことに、気持ちの良い対応をしてくれる業者が施工すると、コーティングの質も良いのです。

職人1人1人の対応だけでなく、事前確認の有無や養生(壁や建具などを汚れから守る作業)の丁寧さ等、会社全体としての対応が良いほど安心さを感じるようです。

アフターフォローが良い

• 施工不良があったが適切に対応してもらえ、より安心感が増した
• 施工後数年が経ち、キャスター付きの椅子によってキズまみれになったが、保証により補修してもらえた

施工してから数年後の業者の対応で、満足度に差が出ます。

フロアコーティングは各業者が10年〜30年の長期保証を謳っていますが、保証内容には大きな違いがあります。

保証内容を理解して、長い付き合いができる業者に依頼している人ほど、フロアコーティングに満足しています。

フロアコーティングをして後悔した人の口コミ

口コミ 後悔

続いて、フロアコーティングをして後悔している人は、どんな点に後悔しているのでしょうか。

主なものを7点紹介します。

キズがついた

• 椅子の押し引きでキズだらけに
• 子供がおもちゃを落として床が凹んだ

せっかく施工したのにキズがついたという声は、フロアコーティングにおいて最もよく聞く後悔のポイントです。

フロアコーティングにはある程度キズを防ぐ効果があるものの、完璧には防げません。

擦り傷には強いのですが、硬くて鋭利な物を落とした際にはフローリング自体にキズが達してえぐられることもあります。

確かに大切な家を守るために大金をかけて施工したのに、キズだらけになっては悲しいですよね。

フロアコーティング施工後でもキズがつくことを理解していない場合や、理解していても想像を超えるキズがついた場合に、後悔につながるようです。

業者の対応に不満

• ドアや壁紙に塗料がついていた
• アフターフォローの依頼をしたのにその後連絡がつかない
• コーティングの剥がれがあり、一旦は無料補修すると言ってくれたのに、話が二転三転して有償と言われた

次に多いのが、業者にまつわる後悔です。

コーティングを施工した数年後に会社が倒産したり、保証が付いているのに何かと理由をつけて有償対応になったりと、残念ながら対応が悪い業者は数多く存在します。

決して低額とはいえない金額を支払ったのに、粗雑な対応をされると腹立たしいですよね。

フロアコーティングは長期にわたる保証を謳っているため、長い付き合いができる業者を慎重に選ぶ必要があります。

品質が悪い

• 真夏に窓際のコーティングが溶け出した
• 滑りにくいと謳った商品にしたのにすぐに滑りやすくなった
• 引越し用の養生テープを貼ってコーティングが剥がれた

続いて、コーティングそのものの品質が悪くて不満に思っている人の意見です。

施工前に品質を見抜くのはかなり難しいのですが、トラブルを防ぐためにも口コミなどはしっかり確認しておく必要があります。

アフターフォローが充実した会社であれば、上記のような品質にまつわるトラブルが起きても、補修等の対応をしてくれるでしょう。

施工しない部屋との違いがわからない

• 施工した部屋と施工していない部屋、どちらもキズはつくし清掃性も変わらない

施工した部屋と施工していない部屋の差異がわからないと感じる人もいます。

最近のフローリングは機能性が高くお手入れも簡単なため、フロアコーティングにさほど感動を覚えないようです。

しかし無垢や複合フローリングなど、表面が本物の木の場合は経年変化が”味”になりますが、シートフローリングの場合は単なる劣化となります。

そのため、恐らく違いが分かるのは10年〜15年後ではないでしょうか。

仕上がりが想像と違う

• 木目の質感が失われてテカテカになりショック
• 光沢があるからキズがかえって目立つ

仕上がりが想像と違って後悔している人もいます。

特に光沢や色味に関してのイメージが想像と異なるといった意見が多く見られました。

フロアコーティングの仕上がりは、予想以上に部屋のイメージを大きく左右するようです。

お手入れ方法を間違えた

• ロボット掃除機をかけたらキズがついた
• 粘着カーペットクリーナーを使用したらコーティングが剥がれた

お手入れ方法をよく確認しなかったがゆえに、コーティングが剥がれてしまったケースがあります。

確認不足とはいえ、掃除して不具合が出るのはショックですよね。

普段使用する掃除道具がフロアコーティング施工済の床に使用できるか、事前に確認が必要です。

デメリットを許容できていない

• ガラスコーティングを施工したのに、床が滑りやすくペットに悪影響が出た
• 施工して1年しか経っていないのに日焼けした

後悔した人の口コミは多岐に渡りますが、デメリットを許容できていないものがしばしば見られます。

フロアコーティングは材質によって特徴が異なるため、求める役割が多過ぎると、すべてをカバーできない場合があります。

そのため、施工することによって生じるデメリットも、事前に理解する必要があります。

フロアコーティングで後悔しないためのポイント

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では満足度の高い口コミと、後悔をした人の口コミを踏まえて、選定の際に気をつけたいポイントについて解説します。

メリットとデメリットを天秤にかけた上で導入する

フロアコーティングは人によってデメリットと感じる部分も生じるため、天秤にかけた上で決定しましょう。

フロアコーティングはキズを防ぐ効果や清掃性の高さがメリットですが、自然な風合いが失われる、凹みキズに弱いといったデメリットも少なからず存在します。

各コーティングのデメリットも踏まえて導入をすると、より後悔しない選択となるでしょう。

目的に合ったコーティング剤を選ぶ

フロアコーティングの施工でコーティング剤を選ぶ際は、必ず目的に合ったものを選定しましょう。

施工に満足している人の多くが、家族構成などを考慮し、フロアコーティングに求める効果を明確にした上で導入を決定しています。

フロアコーティングは、キズを防ぐ効果に優れているものや滑り止め効果に優れているもの、清掃性に優れているものなど、材質や商品によって特徴が異なります。

例えばペットがいる家で比較的滑りやすい素材のものを選んでしまうと、ペットが滑ってケガをした際などにもっと滑らない素材を選んだほうがよかったと後悔することになります。

なんとなく床がきれいになりそうだから、といった理由で選ぶのは避けましょう。

自分がフロアコーティングに何を一番に求めるのか、優先順位を明確化することが大切です。

キズはつくものと覚悟をする

フロアコーティングは完璧にキズを防ぐものではないため、ある程度キズがつくことは覚悟しておくほうが良いです。

フロアコーティングをすると表面に硬度が出るため、何もしない床よりもキズを守る効果が高くなります。

しかし塗膜の厚みは0.03mm程度のため、硬くて鋭利な物を落とした際には、フローリング自体にキズが達してえぐれることがあります。

さらに光沢があるコーティング剤の場合、キズが発生すると部分的に光沢が消え、かえって目立ってしまう可能性もあります。

できるだけキズを目立たせたくないのであれば、光沢控えめでマットな質感のフロアコーティングを選ぶのがおすすめです。

そしてコーティングにキズがつくのを防ぐために、椅子の脚の裏にフェルトを貼る、キズをつけにくい生地のスリッパを履くといった基本的な対策も併せて行いましょう。

業者を慎重に選ぶ

フロアコーティングの満足度は、依頼する業者によって大きく左右されるため、慎重に選びましょう。

フロアコーティングは技術力と経験値が仕上がりに大きく影響するため、施工実績が豊富な専門業者に依頼するのをおすすめします。

さらにフロアコーティングは保証が長いのが魅力ですが、会社がなくなっては保証も受けられないため、できる限り企業体力がある会社に依頼しましょう。

そして保証内容についても、しっかり事前に確認する必要があります。

業者によって生活する上でついたキズを保証内で補修してくれる場合もあれば、施工不良による剥離のみが保証対象の場合もあり、対応が異なります。

保証に関する考え方は人それぞれのため、手厚いほど良いわけではありません。

保証内容を理解した上で決定しないと後悔する原因になりかねないため、確実に確認しておきましょう。

お手入れ方法を確認しておく

掃除道具や洗剤の使用可否は、施工前に確認しておきましょう。

お手入れ方法を間違たことにより発生した不具合は、自己の過失となり保証対象外になる可能性があります。

最近はロボット掃除機や水拭きモップ、フローリング用洗剤など、床掃除の便利グッズが進化しています。

使用可否は商品によって異なるため、カタログやホームページを見たり、業者に直接聞いたりして確認しておくとよいでしょう。

間違った方法でお手入れをしてフロアコーティングを傷めてしまわないためにも、適切なお手入れ方法を施工前や契約前に確認しておきましょう。

仕上がりのイメージを確認する

フロアコーティングによる仕上がりのイメージも、念入りに確認しましょう。

フロアコーティングはどうしても機能性ばかりに目が行きますが、大きな面積を占める床は部屋の見た目にも影響が出ます。

コーティング剤の材質や商品によって、光沢や色味の程度は大きく異なります。

施工事例写真や塗装サンプル、ショールームを利用して、事前に仕上がりをイメージしておくと良いでしょう。

まとめ

ここまでフロアコーティングに関する口コミの紹介と、後悔しないために気をつけたいポイントについて解説してきました。

施工に満足している人の多くが、家族構成などを踏まえて目的に合ったコーティング剤を選定しています。

口コミの通りフロアコーティングは業者の対応やアフターフォローによって満足度が大きく左右されるため、慎重に選びましょう。

インターネット上には様々な意見がありますが、個人情報や背景まで詳しく分からないため、すべてを真に受けるのは良くありません。

口コミは参考にしつつ、後悔しないポイントを押さえたフロアコーティング選びをしましょう。

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